[ご専用]サンタマリアノヴェッラオーデコロンルシアン・コロン他10点

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商品の説明

ラーナ、チンクアンタ、カーラロッサ、エバ、ジネストラ、マレシャッラ、フィエノ、オポポナックス、ベディベール、カプリフォーリオ

サンタマリアノヴェッラはイタリア・フィレンツェで誕生し、その歴史は13世紀まで遡ります。
修道士たちが人々を癒すために草花を育て、調合した事が始まりと言われています。
この修道院がのちのサンタ・マリア・ノヴェッラ教会になりました。
ナポレオンを始め、フィレンツェの繁栄を築いた王侯貴族御用達のブランドとなってからも修道士たちが作り上げてきた手法を受け継ぎ、当時のレシピに基づいて生産されています。
自社工場内では最先端の設備を導入していますが、一部の製品は、現在でも1つ1つ手作業で作られています。

天然原料に拘った製法で作られた商品はいずれも温かみが感じられ、天然栽培の草花や天然油脂を使用している為、気候や土壌、花の出来などにより、香りの強弱や色の濃淡など個体差が生じる場合があるという今の時代には希少なブランドです。

こちらは1800年代から長きにわたり親しまれているコロンです。
ロシアの貴族がサンタマリアへ特別にオーダーをして練り上げられた香りと言われますが、この当時のロシアは大きな括りで言えば、ロシア革命に差し掛かる時期で、政治、宗教、王朝、文化、貴族等、全てにおいて大きな変化を迎えていました。
王朝政治が敷かれる一方で、貴族エリートの王朝への忠誠心のズレ、ロシア人社会の身分の障壁、ヨーロッパにおけるロシアの位置づけ等、様々な軋轢や衝突が生まれました。
そうした激動の時代にドフトエスキーやトルストイによる文学、ラフマニノフによる音楽等、文化的発展があり、苦しい時代にこそ、新しい扉が開かれるのかもしれません。

こちらのフレグランスはよくメンズライクと言われますが、そもそも私はフレグランスをジェンダーで分けたことはなく、自分好み、直感を大事にしています。

ネロリ、レモン、クローブの爽やかな柑橘がトップから香り立ちますが、クローブがスパイスとなり、またベースがムスクなため、全体的に清潔感のある大人な印象です。
私は気分に合わせて、サンダーロやパチューリとのコンバイニングもお気に入りです。

こちらは香水ショップにて10月上旬に購入したうちの1本です。

1.5mlの容量が充填されております。
キャップは付属されておりません。