【VHS】伝説のフォーリーブスが帰ってきた！

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再結成後の活動は別の事務所がプロデュースしていたが、ジャニーズ事務所は口を出さず、見守ってくれたとのこと。4人は深く感謝していたが、青山孝史さん(ター坊)が2009年1月28日に肝臓がんで死去。グループとしての活動は、2009年3月29日のラストコンサートで終了し、2012年2月22日には北公次さん(コーちゃん)が同じく肝臓がんで旅立った。北さんが亡くなる前日に残したメッセージには、こう記されていた。

「ありがとうを言うのもこれで最後です　今まで応援ありがとうございました。そして最後にどうしても言わせていただけるならジャニーさん　メリーさん　ありがとうございました　感謝しています」

1967年1月に後にフォーリーブスとなる4人の“ジャニーズjr.”が結成。同年8月、日劇ウエスタンカーニバルに初出演。グループ名が正式にフォーリーブスに決まった。同10月には青山さんがメンバー交代で加入。そのタイミングで、テレビ番組レギュラー出演が決定。
1978年に解散後、それぞれが芸能活動をする中で、北さんが発売した自著でジャニー氏からの性被害を訴えた。おりも政夫さん(マー坊)にとっては、寝耳に水の出来事でショックを受けたという。
解散から約23年後の2001年、4人はグループ再結成を決意。活動を始める前に、おりもさんは江木俊夫さん(トシ坊)とともにジャニーズ事務所を訪れ、メリー喜多川副社長（当時）と対面。

「ジャニーズ事務所によって誕生したフォーリーブスとしての活動の許諾を得るためでした。とても厳しい方ですが、『後ろ（後輩）が見ているから、恥をかかすことはしなさんな』と言っていただきました」

その言葉を受け、50歳前後になっていた4人は体を絞り、歌と踊りのレッスンを重ねた。そして、2002年1月29日、東京・中野サンプラザで復活コンサートを開催。会場は超満員となった。

「何よりうれしかったのは、ファンの方々が喜んでくれたことでした。雪で凍える寒さの中、出待ちする方々も大勢いました。その後も、僕たちが降りる新幹線のホームが追っかけファンであふれたりもしました。日本から来ていただいた方々と楽しんだニューカレドニアでのイベントも最高の思い出です」